ホームhow to top>漆器の上手な取り扱い〜特別な器編〜

How to

漆器の色んな知識

漆器の素材や、工程、扱い方など、知っておくとお得な色んな情報をご紹介。

漆器の上手な取り扱い〜特別な器編〜

漆器には重箱や屠蘇器、四つ椀、八十椀などの慶弔や、仏事などの際使う器もあります。

普段使いしない「ハレ」の日に使う器。

そういう漆器は一度使ってから、また使うまでにかなりの時間片付けたままにします。

またそうい、慶弔用の漆器、重箱や屠蘇器などは高価な蒔絵や沈金などの加飾を施してある物があります。

蒔絵や沈金は本当の「金」「銀」などを使っているので長時間保管すると錆びていたりします。

ここでは長時間保管する際のポイントをアドバイスします。

汚れはきちんと落としましょう

汚れがついたままで長時間保管すると、漆や金、銀の蒔絵などに影響を与える原因となります。

洗う時は、家庭用の洗剤で十分です。

特にこびり付き等がある場合はぬるま湯に数時間つけてから洗うと大抵の汚れは落ちてしまいます。

水分を拭き取りましょう

水分が付いたまま長時間保管すると、カビなどの発生する原因となります。

また蒔絵などの加飾も錆びる原因になります。

ある程度水が切れたら、柔らかい布で水分を拭き取り、数時間、おいてから片付けるといいでしょう

箱にしまう

高価な重箱や屠蘇器は何万、何十万円とします。

先祖代々から使われている物も今、購入すると物凄く高い物が多いです。

なので、ご購入された際の箱は捨てずにその箱を利用してする事をお薦めします。

箱に入れる事によって、大気との温度や湿度の差を調節したり、衝撃なら漆器を保護してくれます。

なるべく手垢が付かないようによく拭いてから、柔らかい布などに包んで箱に入れましょう。

保管場所は高温を避けて

長時間保管する際の保管場所も大切です。

漆器、特に木製品の場合は高温や激しい乾燥で、歪んだりします。

またあまり湿度が高すぎると、包んである布などがカビてきますので避けた方がいいでしょう。

では実際、家の中のどこがいいのでしょうか?

元々、住宅は人が快適に住めるように設計されていますので、普通に家の中にある押入れで大丈夫ですです。

気を付けたい場所、

屋根裏の物置部屋…夏などは高温になり易い場所ですのでなるべく避けた方がいいでしょう

床下や水周りの(トイレや浴室)などの湿度が高くなる(カビ易い)場所

外にある物置小屋…人が住む事を想定していないので夏などに高温になり易い

漆も木も人と同じように生きているので、なるべく人が住みやすい所は漆器も居心地がいいという事だと思います。