ホームhow to top>漆器の上手な取り扱い〜日常品編〜

How to

漆器の色んな知識

漆器の素材や、工程、扱い方など、知っておくとお得な色んな情報をご紹介。

漆器の上手な取り扱い〜日常品編〜

普段使いの漆器は汁椀やお皿、お敷き盆など主に食器類が多くあります。

またその他でも家具や小物もお気に入りの物はいつもお手元におきておきたいものです。

毎日気軽に使う中にもちょっとしたコツで長くご愛用できます。

ここでは基本編を踏まえた上で、そんなポイントなどをご紹介します

塗りたては赤ちゃんと一緒!

漆器は表面上は乾いていても成分は生きています。

なので塗ってからあまり日にちが経っていない漆は赤ちゃんと同じで弱い存在です。

特に朱色など変色が目立ち易い物は塗ってすぐに使うと熱湯などで変色しやすいです。

上手な使い方としては、購入する際、いつ頃塗ったかを確認て下さい。

塗ってからあまり日にちがたっていないものは、最低でも1ヶ月ほどそのまま保管してから使うといいでしょう。

ちなみに昔は流通が発達していなかったので、産地から店頭に並ぶまでに十分な時間がありました。

最近では流通システムや在庫管理システムがしっかりしている事で、生産してから店頭までの時間が早くなっています。

「漆器はすぐに洗わないといけないの?」

「漆器はすぐに洗わないといけないの?」

そんなご質問を良く聞きます。

他の食器と同様に数時間たってから洗っても問題ないです。

但し、塗りたての漆器の場合は多少気を付けた方がいいので、ご購入される場合、いつ頃塗ったかを確認しておくと安心です。

また、消毒液や漂白剤などが入った水に付けるにはタブーです。

目安は塗ってから3ヶ月以上であればほぼ安心です。

乾拭きしなくても大丈夫!

水道水が以上に塩素が高い場合や、地下水などで鉄分などが多い場合は水滴の跡が残る事もありますが、一般のご家庭での水道水であれば自然乾燥でも大丈夫です。

できれば他の食器と同じように軽く布巾で水気を取ると綺麗に長持ちします。

漆器は一番上に!

汁椀などは他の、陶磁器と一緒に使います。

漆は塗りものなので、陶磁器に比べると表面の硬度が弱いです。

なのでできれば漆器は他の陶磁器とは別に、漆器類だけを重ねたりするのが望ましいです。

漆器のアイテムが少ない場合はテーブルから片付ける際にはなるべく漆器は一番上になるようするといいでしょう。

また食器を洗い終わって、水切りに置く際もなるべく一番上に他の陶磁器の上のなるように置くといいと思います。

そうする事で、漆器に小傷がつきにくく、長持ちする秘訣になります。

ちなみに私が子供の頃はおばあちゃんから、躾の一つとして教えられた事です。

丁寧な扱いは長持ちの秘訣

漆塗り、ウレタン塗り、木製品、樹脂製品に限らず漆器はいつかは塗装が剥げたり、傷が付いたり欠けたりします。

陶磁器やガラス製品も同じです。

丁寧な扱いはやはりきれいな状態で長持ちします。

しかし、それは食器に限らず、洋服でもカバンでも家具でも同じ事です。

毎日使う中でちょっとした事が長持ちに繋がります。

面倒だと思えばそれで終わりですが、『物を大切にする心』も大切です。

作り手としてもできれば少しでも永くご愛用頂ける事はうれしい事です。